こんな症状はすぐ病院へ|愛知県岩倉市鈴井町にある岩倉動物病院です。

こんな症状はすぐ病院へ

岩倉動物病院  >> こんな症状はすぐ病院へ
こんな症状は危険信号?すぐに病院へ行きましょう!

ここで書いている緊急度はあくまでも目安です。実際には診療を受けて頂くことが何より重要です。皆様のかわいい動物たちが少しでも苦しむことがないよう、参考にして頂ければ幸いです。

無気力

緊急度 ★~★★★

飼い主さんの目から見て「日頃と何か違うな?」と感じられたのであれば、それはなんらかの異常のサインである可能性は高いです。様子を見ることもひとつの選択ですが、人間に換算すると一年で約四歳の年齢を重ねる動物たち。一日様子を見るということは私たちでは四日様子を見たことになります。「三日前から下痢をしていてご飯も食べない。」という10歳のワンちゃんがいるとすれば人間であれば「52歳の人が12日前から下痢をしていてご飯も食べれない。」ということになります。早期発見・早期治療が動物たちには求められます。

地面にお尻をこすりつける。

緊急度 

お尻を地面にこすりつけたり、しきりにお尻を舐めたり、遊びでなく異常に尻尾を追いかけたりするのは肛門の両サイドにある肛門腺が炎症を起こしていることがあります。肛門腺炎は炎症がひどくなると肛門の横に穴が開いてしまいます。犬でも猫でも起きる病気ですが、特に室内飼いの小型犬で多く発生します。ウンチがやわらかく分泌を促せなかったり、雑菌が肛門腺に入ったりして炎症・化膿します。熱が出て食欲不振になったり、肛門の痛みのため不安な様子を見せることもあります。

肛門腺とは?

肛門腺は人間にはありません。肛門の両サイドにあり本来は排便に伴って分泌物が出ます。

しきりに耳(頭)を振る。耳(首の辺り)を掻く。地面に頭をこすり付ける。首を斜めに傾げる。

緊急度 

外耳炎の可能性があります。外耳炎はアレルギーや細菌感染によって起こることが多いです。また、シャンプーをしたときに水が入ってしまったり、虫が入ることでもおきます。本来人間のように耳垢が頻繁に出ることはありません。頻繁に耳掃除をする必要もないため、時として飼い主さんが耳道を掃除するためにこすりすぎて炎症を起こすこともあります。上記のような症状が見られたら耳の中をまず見てみましょう。汚れが出ていたり、匂いがひどかったり、耳道が赤かったり、耳垂れが出ていたり、触ると痛がる場合は可能性が高いです。

犬や猫の耳(耳道)の構造は?

犬や猫の耳は私たち人と構造が違います。犬や猫の耳は耳道がL字の構造をしています。垂直外耳道と水平外耳道からなっています。水平外耳道の奥に鼓膜があります。そのため、中途半端に掃除をしていると汚れを奥に奥にと送り込んで悪化の原因となります。

首を傾げている、目が泳いでいる、同じ方向に回り続ける。

緊急度 ★★

高齢のワンちゃんに多く見られる症状です。脳にある前庭という部分に障害がおき自分は平衡を保っていると思っていますが、実際には頭を傾げているのでめまいがしてよっているような状態になっています。前提疾患と呼ばれる病気の可能性があります。また、外耳炎がひどくなり内耳炎を起こした場合でも同様の症状を起こします。

しきりに水を飲みたがる。大量のおしっこをする。→多飲多尿といいます。

緊急度 ★★~★★★

様々な病気の症状として見られます。

  • ①心臓が悪いときに血の巡りをよくしようとして多飲多尿となります。
  • ②ホルモン疾患においてもこのような症状を呈します。
  • ③女の子の犬に多く見られる子宮蓄膿症(子宮に膿がたまる病気)の場合も同様です。

いずれの場合も進行すると命を脅かす病気です。

下痢をする、嘔吐をする。

緊急度 ★~★★★

下痢や嘔吐は出てきた便や吐物の形状、におい、回数等々によって様々です。ストレスによる胃腸炎から毒物による中毒でのものまで様々です。もし、下痢や嘔吐があった場合には「とりあえず様子見」とせずにまずは動物病院にご相談されることをお勧めします。

仔犬、仔猫が元気がない 食欲不振 嘔吐、下痢

緊急度 ★★★

仔犬や仔猫は環境の変化によって大変ストレスを受けます。ストレス性の胃腸炎から伝染病を発症する場合もあります。人間の子供さんと同じように動物たちも子供時代は容態が急変することもあります。飼い主さんの目で見て「おかしいな」と思われたらすぐに獣医さんに相談することをお勧めします。

排便するような姿勢を繰り返す。ウンチの出が悪い。

緊急度 ★~★★★

ネコちゃんでは巨大結腸症という糞詰まりを起こす病気があります。また排便するような姿勢を繰り返しているようで実はおしっこが出ていないということがあります。これは男の子によく見られる症状です。尿道結石を患い、尿道閉塞になっていることがあります。犬でも猫でも2日以上おしっこが出なければ死に至ることもあります。また男の子の犬では去勢手術を施してない場合高齢に伴って膀胱に付属してある前立腺が大きくなり排便を困難にすることもあります。

失禁する。おしっこをもらす。

緊急度 ★~★★

トイレのしつけが出来ていない仔犬や子猫ではさほど問題ではありませんが、成犬や成猫では見逃してはいけない症状です。膀胱炎により残尿感がある場合もありますし、犬の場合では神経の問題で繰り返すこともしばしばです。

鼻血を出す。膿のような鼻汁がでる。

緊急度 ★★~★★★

人では時として鼻血が興奮に伴って出ることがあります。動物たちは人ほど鼻血を出す頻度は多くなく、もし鼻血を出したとすると腫瘍の可能性もあります。必ず診察を受けることをお勧めします。

運動を嫌がる。激しい運動をしていないのに呼吸が荒い。咳をする。口の中の色が白い。

緊急度 ★★★

心臓や呼吸器に病気がある場合が考えられます。緊急性を要します。猫は犬のように口をあけて呼吸を本来しません。ですので、もし口をあけて呼吸をしていたならば非常に重篤な状態であると考えられます。

涙目である。目やにがでる。目をしょぼしょぼさせる。目を前足でこする。

緊急度 ★~★★★

涙や目やにが出ているのは感染症の疑いがあります。また目をしょぼつかせている場合には目の表面の角膜に傷がついていたり、緑内障においても同様の症状が見られます。角膜の炎症や緑内障は早急に適切な処置を施さないと失明する恐れもあります。

足先を舐める 後ろ足で身体を掻く

緊急度 ★~★★

よく動物は傷を舐めて直すといわれることがありますが、実際には舐めることで傷口が濡れるので傷口の治りは芳しくありません。濡れていることで細菌の増殖が助長されることもあります。アレルギー性皮膚炎の場合には皮膚の弱いところ(耳、目の周り、口の回り、わきの下、お腹、足先)で炎症がおきやすいので気にして舐める動物が多いです。

高齢犬が一晩中ほえる

緊急度 ★~★★

近年、動物たちの高齢化に伴い、増えている病気の一つが認知症です。特に犬に多く見られます。一晩中吠えたり、粗相したり、昼間寝ていたり、家族を認識できなくたったりすることもあります。完治することは難しいですが、薬やサプリメントを用いることで穏やかになることもあります。

水を飲んだり、食事をすると痛がる。食べたり飲んだりしたそうなのに食事や水をとらない。

緊急度 ★~★★

歯周病をはじめとする口腔内の疾患が考えられます。口の中で繁殖している雑菌は血流に乗って全身に拡がることがあります。免疫力が低下している高齢の動物たちにおいては心筋炎、関節炎をはじめ二次的な身体の炎症の原因にもなりかねません。

身体を触ると痛がる。

緊急度 ★~★★★

身体を触ると痛がっておびえたり、熱っぽかったりすることがあります。様々な原因が考えられます。炎症が起きていたり、腫瘍が有る場合もあります。

異物を食す。

緊急度 ★~★★★

異物を食した場合、早期に摘出しないと胃や腸を傷つけ腹膜炎を起こして死亡することもあります。特にひも状のものは胃腸全体を傷つける恐れがあり大変危険です。

今までに治療した経験のある異物

  • 大好きなお母さんのパンスト
  • カッターナイフの刃
  • アヒルのプラスチックの人形
  • マカダミアンナッツの丸呑み(10個以上)
  • スーパーボール
  • タオル
  • お父さんが釣りをしてきた後の魚のにおいが染み付いた釣り糸と釣り針
  • ホッチキスの針
  • 大好きなお父さんのにおいのついた電気カミソリの刃
  • ダイアモンドの指輪

等々(ここには書けないものあります。詳しくは先生に直接聞いてね。)

これから動物を購入の方へ

「かわいいから」「流行だから」など一時的な感情で決めていませんか?
当たり前のことですが、動物は命あるものです。最後まで責任と愛情をもって、飼いましょう。
動物の習性や性質が飼い主のライフスタイルにあっていないと、飼うために必要な努力が大きくなり、トラブルの元にもなります。「見た目」だけで決めるのでなく、その動物の特徴や性格などを十分に検討して決めることが重要です。
特に犬は大型犬から小型犬まで大きさも非常に異なっており、その習性や特徴も品種によってさまざまなので、注意が必要です。
飼う前には次のことを確認し、ひとつでも当てはまらないときは、もう一度動物を飼えるかどうかを考えてみてください。

動物を死ぬまで責任を持って飼育するために

犬や猫は、10年以上生きます。これから10年後、15年後の貴方の生活をイメージしてください。飼い始める犬や猫はその中で幸せに暮らしていけるでしょうか?次に書かれていることがひとつでも当てはまるのであればよく検討されることをお勧めします。
動物を飼うことができる住宅環境ですか?アパートやマンションの場合は、動物を飼うことが認められていますか? 引越し、転勤、結婚、出産などで住宅環境や家族構成が変わるかもしれませんが、飼い続けることができますか? あなたが病気などで飼えなくなったとき、代わりに面倒を見てくれる方がいますか?
家族にペットの毛などのアレルギーのある方はいませんか?
ほかに飼っている動物との相性は、大丈夫ですか?

いったん動物を飼い始めると、飼い主には終生飼養の義務が生じます。ですから、転勤の可能性がある方や高齢の方は、万一の場合に引き続いて飼育してくれる方をあらかじめ確保してからでないと、飼い始めるべきではありません。
飼うことに家族全員の同意がなければ、犬や猫などの動物は家族の一員として幸せに暮らすことができません。 家族全員が責任を持って動物を飼えるかどうか、よく検討しておく必要があります。

動物の健康や安全を守るために

動物の健康や安全を守るために

動物の生態・習性・生理について勉強しましたか?
毎日、世話することができますか?(エサや水を与える、トイレの掃除、犬の散歩など)
旅行や外出が制限されることを覚悟していますか?
動物にはエサ代がかかりますが、エサ代はいくらかかるか分かりますか?
病気の予防費用や病気になったときの治療費を出すことができますか?
適切な温度・湿度・日当たり・通風を維持できるような飼う場所や環境がありますか?
動物が安心して休める場所がありますか?
犬のしつけを適切に行わないと、犬が家族の中での序列を間違って理解してしまい、飼い主を咬むことがあります。はじめて犬を飼い始める際には、しつけ方教室などで正しい方法を学習し、子犬の頃からしつけましょう。
犬の飼育には、餌代のほかにも、予防注射、寄生虫の予防等、合計すると年間10万円以上掛かるといわれています。病気になるとさらに治療費がかかります。これらの経済的負担に耐えられるかも、飼い始める前に考えなければなりません。
猫は放し飼いにするものだと思っている人も多いでしょうが、猫は室内で飼うようにされることをお勧めします。放し飼いにすると近所に迷惑をかけることもありますし、交通事故や他の猫からの伝染病など屋外は危険が多く、猫のためにもなりません。
猫はもともと室内生活に向いており、適切な環境にしてあげれば室内で幸せに暮らすことができます。

社会への責任を果たすために

人に危害を及ぼさないように飼うことができますか?
動物が逃げ出さないような対策をとることができますか?
根気と愛情をもって、しつけをすることができますか?
人獣共通感染症(人と動物に共通する感染症)について、勉強しましたか?
鳴き声、におい、ふん、毛などにより、近隣に迷惑をかけないように飼うことができますか?
動物の数が増えることで、適切に管理したり、譲渡することができないときは、避妊・去勢手術を受けさせるなどの繁殖を制限するための措置をとることができますか?

住宅密集地では、犬の鳴き声の苦情の相談をいただくこともあります。このような場合は、家の中で飼育することが最大かつ最速の解決方法になる場合があります。最初から、家の中で飼える犬を選ぶという方法もあります。

犬や猫以外の動物を飼育しようと考えている方へ

犬や猫以外の動物を飼育しようと考えている方へ

家畜化されていない野生動物等の飼養を考えている方は、次のことを理解するとともに、飼主の責任が重大であることを十分自覚し、その飼養について慎重に検討してください。

  • 飼養には、その野生動物等の生態・習性・生理に即した特別な条件を 整備・維持する必要があります。
  • 人に譲り渡すことが非常に困難です。
  • 人に危害を加えるおそれのある種が含まれています。
  • 逃げ出して自然生態系に移入した場合には、外来種生物となって生態系の保全上の問題が生じるおそれがあります。日本の自然が壊れてしまいます。
  • 特定動物を飼うには動物種・飼養施設ごとに都道府県知事又は政令市の長の許可が必要です。

飼おうと思う動物を最後まで飼育できるかどうか、その動物の寿命や成体時の大きさを調べてみてください。手軽に飼い始められる動物でも、ミドリガメのように何十年も生きる動物もいます。大きくなったら逃がしてやれば良いという考えではいけません。
外来種を飼う前に、外来生物法の指定や特定動物の指定を受けていないかどうか、希少生物の保存の法律の規制を受けていないかを調べてください。
さらには、そもそも、その動物種がそこにいるべきなのか、慎重に考えてみてください。
外来種のなかには、しばらくの期間輸入された後、動物由来感染症が発生し、輸入禁止となる例があります。その動物が未知の病気を持っている可能性についても考えてみてください。

犬、ねこ以外の動物は、万一、飼えなくなった場合に引き取ってくれる公的機関はありません。

PAGETOP