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犬や猫が元気に走り回り、遊ぶ姿を見ているのは、心安らぐひとときだと思います。そんな可愛いペットの命を脅かす病気はたくさんあります。その中でも一部の感染症は、幸いワクチンの接種で予防する事ができます。
ワクチンは子犬の時期に2〜 4 回、あとは毎年1回追加接種が必要です。ワクチン接種は体調の良い日を選びましょう。また、抗体ができるまで2週間ほどかかりますから、その期間は他の犬との接触は避けたほうがいいでしょう。

※この表はあくまでも一般例です、接種する時期や回数などは獣医師の指示に従って下さい。

 

 

ジステンパー

高熱を出し、食欲不振、鼻の乾燥が一般的兆候です。また、咳、鼻汁、くしゃみ等の呼吸器症状と下痢、嘔吐等の消化器症状を起こすものもあります。進行すると肺炎、痙攣、テンカン症状のでる脳炎等を起こす場合があります。中枢神経症状は後遺症として残る場合があり、特に幼犬、老犬の場合は症状が重く死亡する事が多い病気です。

パルボウイルス感染症

子犬の場合は心筋を障害して、心不全による突然死をもたらします。ウイルスが腸粘膜に付着し、激しい嘔吐と出血性の悪臭のある下痢が続き、脱水症状を起こします。

レプトスピラ感染症

発病後、元気がなくなり、食欲不振、結膜や口の粘膜の充血に始まり、尿毒症が出現すると嘔吐、血便、粘膜の潰瘍、無尿、激しい喉の渇き、脱水が見られます。また、肝臓が侵されると黄疸が起こります。症状は急速に現れますが、その後の経過は様々です。

犬伝染性肝炎

約一週間の潜伏期間をおいて、高熱を出し、元気がなくなり、鼻汁、目やに、嘔吐、下痢といった症状が起こります。死亡することもあります。回復期には、ブルーアイと言われる角膜の白濁が見られることがあります。全く症状のでない感染した犬の尿からウイルスが排出され、他犬に感染するので予防は欠かせません。

アデノウイルスU型

咳を頻繁にする呼吸器症状を呈します。放置すると肺炎にまで発展することがあります。

パラインフルエンザ

突然咳、鼻水が出て、症状が長引き、重症の場合は気管支肺炎に進むこともあります。

コロナウイルス感染症

症状はパルボウイルス感染症によく似ていて、下痢、嘔吐等の消化器症状を呈し、症状がでるまで1日〜5日ほどかかります。ジステンバーと共に犬に多発する病気です。

狂犬病

狂犬病ウイルスの感染による人畜共通感染症です。咬まれることによる唾液との接触感染で、感染すると100%死亡します。初期は神経質、音や光に過敏な反応を示し、食事不振、末期には狂ったように走り、攻撃的で、噛みつき、大量のよだれを流し、最終的には中枢神経を侵され死亡します。 狂犬病の接種は、法律により義務付けられています。


 

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