よく、質問頂くのですが、それは、「犬は、一度、子供を生ませたほうがよい。と言われたのですが」と言うものです。僕自身、その答は、『やめておいた方がいいですよ.』です。厳密に言えば、「子供を生ませるのであれば、必ず、勉強しましょう。」と言う事です。
「犬は安産の守り神」と言われますが、実際には、小型犬では、難産になる場合が多々あります。難産は、一歩タイミングを誤れば、母犬の死に直結します。
交配させれば、子供を産むだろうし、子育ても自分でするんでしょ。と言うイメージがありますが、かわいがられすぎたワンちゃんは、自分を犬で無く人と勘違いして、交配に出すと、ショックを受けて帰ってくる場合もありますし、また、子育てを拒否する場合もあります。子育てをもし母犬が拒否した場合は、飼い主さんが、人工哺乳しなければなりません。
このような事から、飼い主さんが勉強をされずに出産に望む事は、母犬だけでなく飼い主さんにも精神的な苦痛を与えます。
周りの人から安易に、『もしものときは、私が判断してあげるから大丈夫.』とか、『獣医さんに任せておけば何にも問題無いわよ.』と言う言葉で、交配をする事は、あまりお勧めできません。あなたのワンちゃんは、あなた自身の愛情が無ければ生きていけないんですから。
また、『子供を産ませておけば、後々、子宮の病気〈子宮内膜炎や子宮蓄膿症〉や乳がんにならないわよ。』といわれたというのもあります。これも厳密に言えば間違いです。正しくは、『子宮の病気や乳がんになる頻度が少なくなる。』です。
芸能人で思い出してください。間違った論理で行くと、和田アキ子さんは、子供を産んでみえないので、乳がんになられました。確かにあっていますね。では、どうして、松方弘樹さんの前の奥さん〈仁科○○子さん?〉は、お子さんが見えるのにどうして、乳がんになったのでしょうか?
つまり、確立の問題で、「子供を産んだグループは、子供を産んでないグループに比べ、子宮の病気や乳がんになる確率が低い。」とはいえます。しかし、「・・・・・ならない。」とはいえません。
『避妊手術をする事で、子宮の病気に将来なる事はありません。また、乳腺腫瘍が出来たときには、避妊手術がしてある場合には、まず、悪性の確率が高いです。』とは言えます。
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