【原因と症状】
猫コロナウイルスをもっている猫の唾液や鼻汁、糞便、尿から、口や鼻を通して感染します。また、ウイルスがついた食器などを介して感染することもあります。感染後数週間から数か月して、元気・食欲がなくなったり、発熱したり、腹水や胸水がたまり、呼吸困難に陥り、貧血、脱水、黄疸や下痢がみられるようになります。各臓器の機能がどんどん低下していきます。様々な神経症状がみられることもあり、失明することもあります。
【予防・治療法】
残念ながらワクチンは今のところありません。感染した場合には、対症療法行います。
| 健康猫における検査陽性率(単位%) |
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文献1 |
文献2 |
文献3 |
| FIV |
10.3 |
9.3 |
14.1
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| FeLV |
1.4 |
8.1 |
5.6 |
| FIPV |
54.50 |
47.7 |
36.2 |
| ※上図は、近年の日本における臨床上健康な猫での検査陽性率を示していますが、3つのウイルスは効率に浸潤していることがわかります。 |
ウイルスに感染していても発病していない猫は免疫力でウイルスに対し抵抗している状態です。
しかし、この均衡が崩れるとウイルスが活性化し発病にいたります。この免疫抑制の主な原因としてはストレス、薬剤や他の病原体の重感染があげられます。
言い換えれば、たとえFIV、FeLV、FIPに感染していても、ストレスがかからない環境作りをしたり、ワクチンで予防できる病気に対しては定期的な接種を行うことで、そうでない動物と比較すると発病を遅らせたり、発病を防ぐことができるのです。
また、FIV、FeLV、FIPは、お互いの発病に密接に関係しています。
・ FIP感染猫へのFIV、FeLVの重感染はFIP発病を促します。
・ FIV感染猫へのFeLVの重感染は、発病への移行を早めます。
・ FeLV感染猫へのFIVの銃感染は、FeLVによる貧血状態を悪化させます。
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